内容説明
それは、フランシスコ・ザビエルから始まった。西洋人はいつ、どのようにして仏教を「発見」したのか?ウルス・アップによる最新研究を紹介しながらその謎に迫る。
目次
第1章 本書を読むうえでの予備知識
第2章 ザビエルとその後継者たちにおける仏教との出会い(十六世紀後半)
第3章 アジア全体へのヴィジョンの広がり(十六世紀後半~十七世紀)
第4章 東洋思想理解へのさまざまな模索(十七世紀~十八世紀前半)
第5章 東洋思想テクストの探求と原初伝統運動(十七世紀後半~十八世紀)
第6章 東洋学の確立へ(十八世紀後半~十九世紀前半)
著者等紹介
村本詔司[ムラモトショウジ]
1947年大阪生まれ。京都大学卒業、チューリッヒ大学に留学。神戸市外国語大学名誉教授。博士(人間科学)。主な関心領域は、心理学、思想史、倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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