内容説明
歴史がわかる、未来が見える、賢者は鉱物を知る。「ラピュタの“飛行石”とかハリポタの“賢者の石”とか、みんな石を巡って戦ってるけど、そもそも石ってそんなに大事なの?」と思ったら読んでほしい、おもしろい、そしてちょっとこわい、石と人の物語。
目次
第1部 世界史は鉱物でできている―鉱物によって紡がれたヒトの歴史と科学の物語(鉱物って何?;鉱物資源の争奪戦こそが歴史そのもの;人類が最初に魅了された石;ガラスの始まり;シルクロードの本当の目的は?)
第2部 鉱物に魅せられた“賢者”たち―なぜ天才たちは鉱物に興味を抱いたのか?(大理石に神を彫る;石の都の物語;鉱石をも愛した知の巨人;鉄に目覚めた日本人;青銅器が文明の中心であった時代;土と水のジレンマ;水晶の砂を手に;賢者の石)
第3部 鉱物資源とこれから―ヒトが鉱物に作用し、鉱物もまたヒトに作用する(健康を支える鉱物;宇宙、軍事、原発をつなぐ鉱物;災害を知る鉱物;日本と鉱物)
著者等紹介
大平悠麻[オオヒラユウマ]
1985年生まれ。埼玉大学教育学部理科専修卒業。埼玉県教育委員会入職後、大宮南高等学校、伊奈学園高等学校で理科教諭として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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