内容説明
あまりに早く発見されすぎた「核分裂」―その発見の歴史から学ぶ、これからの核エネルギー。
目次
第1章 マックス・プランク(1858‐1947)―量子の世界を切り拓いたパイオニア
第2章 アーネスト・ラザフォード(1871‐1937)―元素が変換することを発見した巨人
第3章 リーゼ・マイトナー(1878‐1968)―核分裂を理論的に証明した女性科学者
第4章 ジェームズ・フランク(1882‐1964)―戦争に翻弄された原子物理学者
第5章 ニールス・ボーア(1885‐1962)―原子模型を提案したデンマークの偉人
第6章 レオ・シラード(1889‐1964)―原子炉のアイディアで特許を取得したエンジニア
第7章 アーサー・コンプトン(1892‐1962)―原爆製造に手を貸してしまった物理学者
第8章 エンリコ・フェルミ(1901‐1954)―物理のあらゆる分野で名を残したイタリアの天才
第9章 ヴェルナー・ハイゼンベルク(1901‐1976)―天才物理学者とナチの支援者、その不確定性なる人生
第10章 ロバート・オッペンハイマー(1904‐1967)―「原子爆弾の父」という汚名をきせられた不運の科学者
著者等紹介
馬場祐治[ババユウジ]
日本原子力研究開発機構研究嘱託。1953年生。東京大学理学部卒業。日本原子力研究所(現:日本原子力研究開発機構)に勤務。同機構研究主幹、兵庫県立大学客員教授、佐賀大学非常勤講師などを経て現職。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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