出版社内容情報
日本は、明治期から多くの国際紛争や対外戦争に対峙する立場にあり幾多の国難を乗り越えてきたが、国際紛争や対外戦争の都度、日本の安全保障を支えてきたのが、税制・財政の存在である。
現在、日本の人口動態は、未曾有の少子・高齢化の状態を迎えており、安全保障と税制・財政を再考するべき重要な分岐点にさしかかっている。
本書では、近代から現代までの史的分析により日本の安全保障と税制・財政の関係について考察し、新たな国防のための財源の確保と新防衛システムの構築について提案した。
目次
第1章 序論
第2章 明治期の安全保障と税財政改革
第3章 大正期の安全保障と軍拡・軍縮
第4章 昭和期の安全保障と戦後税財政
第5章 平成期の安全保障と行財政・経済政策
第6章 現代の安全保障と税財政問題
第7章 結論
著者等紹介
〓沢修一[タカサワシュウイチ]
現在、大東文化学園理事・評議員、経営学部長。大東文化大学経営学部教授、博士(経営学)(注)2024年3月31日時点。兼職、フェリス女学院大学非常勤講師、高沢修一税理士事務所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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