内容説明
危機を乗り越えて復活したシティグループとドイツ銀行。激しい競争にさらされ日々進化する欧米金融市場。現実の厳しいドラマはじつに多くのことを教えてくれる。
目次
序論 ユニバーサル・バンクと金融コングロマリット(日本の金融システム改革論議;日本版金融ビッグバン ほか)
第1編 シティコープの事業再編(アメリカ金融危機と監督当局;シティコープと経営危機 ほか)
第2編 ヨーロッパの金融機関と金融規制(ドイツ銀行の事業再編;ドイツの郵貯民営化 ほか)
展望 平成大不況の終息と邦銀復活への教訓(危機の克服と金融改革プログラム;邦銀再生のシナリオ)
著者等紹介
相沢幸悦[アイザワコウエツ]
昭和53年3月、法政大学経済学部卒業、昭和61年3月、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、平成元年4月、(財)日本証券経済研究所入社、平成8年4月、長崎大学経済学部教授、平成13年4月、埼玉大学経済学部教授、(財)日本証券経済研究所客員研究員。秋田県出身
西尾夏雄[ニシオナツオ]
1995年12月、米国ジョージタウン大学外交政策学部(Georgetown University,School of Foreign Service)卒業、1996年1月、APダウ・ジョーンズ経済通信社(現ダウ・ジョーンズ経済通信社)入社。債券・金利市場担当などを経て、1998年より企業ニュース部門所属。主に銀行ほか金融機関、株式市場を担当。日本金融学会、証券経済学会に所属。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。