内容説明
桑沢は、デザイナーとしての活動と平行して、生涯をかけてデザイン教育に心血を注いでいった。そのデザイン教育活動が、桑沢の多彩な人脈に支えられた軌跡であったことはいうまでもない。今回、桑沢のデザイン教育を支えた多くの方々から、インタビューもしくは寄稿をいただきその軌跡をたどることができた。本書において、桑沢洋子のデザイン教育活動の軌跡が浮かび上がることだろう。
目次
インタビュー（五十音順）（朝倉摂；芦原初子；飯塚春次郎；石元泰博 ほか）
寄稿（五十音順）（海本小織；大空淑子；金子至；根田みさ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
doji
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関係者による当時の回想から浮かび上がってくる桑沢洋子さんの魅力が伝わる本だった。時代とともに桑沢デザイン研究所が辿った軌跡が感じられ、黎明期の雰囲気がとてもわかるけれど、大学運動と組合設立の生々しさはとても鮮烈だった。2021/07/11
