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出版社内容情報
豊田 巧[トヨダタクミ]
バーニア600[バーニアロッピャク]
内容説明
鉄道公安隊でOJT研修中の俺、高山直人と警四メンバーは、アテラ大使館での舞踏会から予想外の超・セレブな夏休みに突入!?夢の特急で“誓いの言葉”に戸惑う高山に、消えた美少女の“出生の秘密”とバトルが迫る。國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテインメント!ビター&スウィートな夏の向こう側へ、All aboard!
著者等紹介
豊田巧[トヨダタクミ]
元ゲーム会社の宣伝プロデューサーで、数多くの電車運転ゲームを担当する。2011年、集英社より「電車で行こう!」シリーズで小説家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
OJT研修中の夏。高山と警四メンバーは招待されたアテラ大使館での舞踏会から半ば強引にアテラ本国に赴くことになり、ハンガリーの空港からアテラへ向かう豪華列車の中で再会したベルニナが誘拐される第十三弾。拉致まがいの招待で赴くことになったアテラ本国と、アテラへ向かう夢の特急に密かに忍び込んだベルニナの失踪。ベルニナの出生の秘密も絡んで、彼女を救出に向かう過程で激しい銃撃戦にまで発展しましたけど、こういうのは海外だからこそできる展開ですよね(苦笑)それぞれが持ち味を発揮する久々にらしい話を読んだ気がしました。 2016/08/25
Yobata
23
OJT研修中の夏,高山達警四メンバーはアテラ大使館に招待され、さらに大使館で拉致まがいの招待を受け、アテラ本国へ。ハンガリーの空港からアテラへ向かう豪華列車の中で、お忍びのベルニナと再会するも彼女は誘拐され…。8巻と9巻の間のsideB的なお話なので桜井がいるのは当たり前なんだけど、説明なしにいきなり話始まるので、時間軸どうなってるの?と困惑したわw舞台はベルニナの母国アテラと鉄道公安隊の権限が通じない外国となるも鉄道公安隊の魂は健在。誘拐されたベルニナ救出のため激しい銃撃戦はまさに海外スケールw→2016/08/02
Susumu Miki(Dik-dik)
18
本巻は時系列的に最新ではなく、リニア試乗会よりも前の話になります。お話の舞台はヨーロッパというか主にベルニナの故郷アテラとなっています。今回も非常識な車両の他、逆に普通の車両の非常識な使用方法(笑)があってとても面白かったです。本巻までの既刊13巻中、警四メンバーが使用した武器・弾薬は最大規模と思われます。「表紙で桜井さんが携行している武器は作中で必ず使用される」の法則通り、左手に携行しているライアットガンも作中で使用されます。誤字が多いのはいつも通りなので、編集と校正は仕事してください…。2016/08/27
かんけー
14
今巻は高山達がまだOJT を受けてる頃のエピソード。白々しい(笑)OP の高山と桜井のやり取りにニヤニヤしながら、警四メンバーを拉致(^_^;)しようとする?ベルゲンの行動力に思わず苦笑。アテラ主催のサマーパーティーに出席した警四メンバーだったが?スタングレネードって?おいおい、冗談だろって展開に爆笑して、そうでなくても高山とベルゲンの会話で笑い過ぎて苦しいってのに?ベルニナが逢いたいってのでの拉致監禁(?)らしいがメンバーにとってはいい迷惑で?カラー口絵の美少女はベルニナだろうなと予想出来た(^.^)→2016/09/04
いーたん
13
列車ミステリーかなと思いましたが、まぁいつもの警四でした。小海さんも桜井も魅力的だけど、もうベルニナルート一択でいいんじゃないのかな。2016/10/09