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内容説明
実家の古民具屋『よねざと屋』のお使いで高級マンションを訪れた米里鉄之介は、アッシュブロンドの髪に赤い着物を着た美少女、白綾(九才)に出会う。九才とは思えない大人びた口調で話し、並外れた洞察力と深い知識を持つ白綾の侍従(家来)となった鉄之介。二人のもとには、謎と秘密が舞い込んでくる。「謎はいつも簡単。でも、秘密はいつも複雑」空の鳥篭に囲まれて暮らす「鳥篭姫」白綾が謎を解く時、その裏にある秘密が明かされる…。
著者等紹介
柿原巽[カキハラタツミ]
作家。別名義で、アニメ『名探偵コナン』のオリジナルシナリオを書いたりもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
9
割とお約束な天才美幼女を中心としたハーレムもの、3話。各話の繋がりは割と少なめ。もう少し1話辺りのボリューム感を出すか、各話の繋がりを深くして、読み応えがほしい。2013/01/21
無銘
5
幼女と男子高校生のペアの骨董うんちく&ミステリもの。白綾は天才ではあるが老成しているわけではなく、年相応の引っ込み思案な子供なので実に可愛い。鉄之介は基本いい奴なんだがエロ妄想パートだけは妙に浮いていて微妙。総合では楽しめたので続きにも期待。2013/07/07
海老庵
5
白綾可愛いよ白綾。ミステリとしても古民具薀蓄としても物足りないけど、クーデレ天才幼女を愛でるだけで充分。2013/05/21
ソルト佐藤
5
コナンの脚本もやっているだけあって、日常系ミステリでありながら、物理トリック多め。主人公の挫折や再生も教科書どおりにしっかり。非常に完成度が高い。・・・けど、ミステリ的にも、成長物としてもココロが震えるということはなく。悪くはない。ないのだけれど・・・。2013/02/24
dousite_K
5
鉄之助と白綾の距離感がたまらないですねえ。ミステリーというよりは少年少女の成長物語といった感じ。とにかく白綾ちゃんがかわいい。表紙の白綾ちゃんかわいいと思った人ならきっと楽しめる作品。2013/02/05