内容説明
シャンプーや洗剤等の日用品に入っているどんな化学物質がなぜ危険なのか!?ガン予防の権威がわかりやすくコンパクトに語った日本での講演会を、文章と映像で完全収録。編者による図解、解説も豊富な充実した内容。
目次
ニューウエイズとの協力
消費者の信頼が失われている
化粧品の規制緩和
食品スキャンダル事件
表示されている成分のことを知っていますか?
表示されない成分もある
5種に分類される有害物質
有害物質1「発ガン物質」
二酸化チタンは安全か?
安全であり危険でもある二酸化チタン
有害物質2「内分泌攪乱物質(環境ホルモン)」
有害物質3「アレルギー誘発物質」
有害物質4「刺激性物質」/5「経皮吸収促進剤」
タバコもシャンプーも危険性は同じ
タバコと日用品の発ガンリスクを比べると…
日用品のリスクには全ての人がさらされる
安全性を求め続けるニューウエイズ
ベビー用バブルバスの比較
ニューウエイズのベビー用バブルバス
注目されるオーガニックの成分
安全なヘアカラーの研究
グリーン化学とは
企業の社会的責任(CSR)
契機をつくった四大公害訴訟
ニューウエイズが掲げるCSRの原則
『アンリーズナブル・リスク』
『ガンからの警告』
成分名の知識が高いドイツ人
有害成分のカードを作りましょう
ガン予防連合の活動
民主主義とは何か
著者等紹介
エプスティーン,サミュエル・S.[エプスティーン,サミュエルS.][Epstein,Samuel S.]
医学博士。イリノイ大学シカゴ校公衆衛生学部環境医学職業病医学名誉教授、ガン予防連合会長。ガンの原因と予防に関する世界的権威。環境汚染物質の発ガンや毒性作用、消費者向け製品に含まれる成分や汚染物質等の専門家。科学と公共政策を橋渡しするために幅広い分野で活躍し、米上院法案起草委員会顧問、主要な連邦政府機関の諮問委員会委員等を務め、議会証言や訴訟での証言も多い。環境突然変異誘発性学会の共同創設者、労働衛生環境衛生学会会長、レイチェル・カーソン評議会会長、消費者組合理事のほか、様々な環境保護団体や労働組合、農薬用殺虫剤の広域散布に関する2005年英国王立委員会の顧問でもある。これまで、1969年に毒物学会研究奨励賞、1977年に全米野生生物連盟自然保護功労賞、1989年に環境正義賞、1998年にライトライブリーフッド賞(もうひとつのノーベル賞)、2000年にプロジェクトセンサード賞(もうひとつのピューリッツァー賞)を受賞、2005年にはガン予防の国際的貢献に対してアルバート・シュヴァイツァー・ゴールド・グランド・メダル人道賞を受賞している。著書や科学論文は多数。2004年のドキュメンタリー映画「ザ・コーポレーション」に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。