内容説明
日本文化を機軸に文学、社会、階級、行動、心理など、人間に関わる学域を縦横に捉えて考察した日本人の笑い。従来の個別分野の研究書とは画す新しいタイプの分析論述は、学術論文でありながら一般にも解りやすく、あらためて人間関係に不可欠な「笑い」を考えさせられる。
目次
第1章 貴族女性の笑い
第2章 僧侶と庶民の笑い
第3章 中世から現代へ続く笑い
第4章 大阪・江戸、町人の笑い
第5章 異文化との接触場面の笑い
第6章 現代の日常生活の笑い
著者等紹介
東中川かほる[ヒガシナカガワカホル]
慶応義塾大学文学部国文科卒。国際学修士、学術博士。東京都立大学、実践女子短大、桜美林大学を経て、国士舘大学、独協大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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