内容説明
闘う強い意志、気力、勇気。上原流闘志力とは。どんなことがあろうとも諦めずに、不屈の魂で立ち上がって来た著者「上原浩治」が、闘う強い意志と「力」を与えてくれる49の自叙伝的メッセージ。
目次
1 大好きな野球に夢中だった少年のとき
2 雑草の強さを磨いた高校のとき
3 人生の要となった浪人時代と大学のとき
4 栄光と苦難、読売ジャイアンツのとき
5 五輪、WBC、日米野球のとき
6 オリオールズ初、日本人ルーキーのとき
7 MLB二年目の挑戦、そしてこれから
著者等紹介
上原浩治[ウエハラコウジ]
1975年4月3日に鹿児島で生まれ、大阪府寝屋川市で育つ。両親と兄の影響で軟式野球を始め、東海大学付属仰星高校では3年生の夏に、大阪府大会でベスト8。1年浪人して大阪体育大学進学後は、阪神大学リーグで数々の投手記録を樹立すると共に、日本代表メンバーにも選ばれ国際大会で大活躍。大学3年時に出場したインターコンチネンタルカップでは、当時無敵の強さを誇るキューバから勝ち星を挙げ、一躍プロ野球界の熱い視線を集める存在となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんば
2
嫌なこと、苦手なことにこだわり無理を強いられていたら、どこかで自信を無くしていたかもしれない。楽しいと思えることから出発するのが、好きな自分に出会う第一歩。 人間は心底好きになったものしか本当の意味で夢中になれない。2014/01/06
Ken
2
大阪体育大学⇒巨人⇒メジャーリーグで投手として活躍中。1999年に巨人軍入りし華々しいデビューを飾る。その後何度か故障やスランプに陥るが、2004年アテネ五輪で銅、2006年WBCで優勝に貢献。上原は高校までは無名選手で、大体大にも一浪して入学するなどプロ野球界では稀有な存在。浪人時代の苦労を忘れないために当時年齢19を背番号にしている。140㌔台直球とフォークで奪三振の山を見ていると圧巻。後悔を捨て、いつも前向きに挑戦する闘志力に爽やかさを感じた。怪我も怪我があればこそ今の自分と割り切れるって凄い。2012/06/28