内容説明
幼少からの情熱を支えた多くの仲間、師、家族。世界の頂点に立った熱いメッセージとは。日本中の感動が今ここによみがえる。
目次
１ 幼少のとき
２ 中学・高校のとき
３ 社会人・ルネサス高崎のとき
４ アテネ五輪のとき
５ 北京五輪のとき
６ そして今、これから
著者等紹介
上野由岐子［ウエノユキコ］
１９８２年７月２２日福岡県生まれ。２００１年４月日立高崎（現・株式会社ルネサステクノロジ）入社、同社チーム「ルネサス高崎」に所属、投手（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ざっく
10
強いメンタリティが素直な言葉で表現されている。上野選手は、ソフトボールを突き詰めたいという貪欲さ、日本一やオリンピック出場では満足しない謙虚さ、国の代表として準備を万全に行い試合中は全力プレーを欠かさない責任感を持ち、監督コーチを始め応援してくれる人への感謝の心を忘れない。世界一を目指す過程と、世界一になるという結果にこだわり続けることができる根底には、ソフトボールが好きすぎてどこか狂っている部分があるように感じた。オリンピックの種目からソフトボールが外れると、注目度も下がってしまうのかな。2021/08/07
安国寺＠灯れ松明の火
7
8月の世界選手権の中継を見ていたら、もう上野投手は日本代表チームの最年長になっていて驚きました。率直に言って本書に記載されている言葉はあまり目新しくはないのですが、上野投手が長年に渡って噛み砕いて、飲み込んで、反芻して、自分の中に取り込んだ上で発していることが非常によく伝わってきます。タイトルの「情熱力」は外れではいないものの、それだけではない緻密さや冷静さも併せ持っていて、今さらながらイメージがガラッと変わりました。今後の試合を見るのがさらに楽しみになってきます。2014/09/22
ゆきねこ
3
天才が努力と思いやりでこうなったという感じ。彼女のことを嫌いという人はいないだろうなぁと想像します。2012/02/04
朱音
3
文章は硬いというか、この人は文の人ではないのだなぁ、とは思うが、語るべきもののある人だな、と。文章のうまい他人が書くよりもご本人が書かれることの方がやっぱりいい。2009/07/12
さおちゃん
2
なでしこJAPANで盛り上がる今日この頃。約３年前は彼女たちがヒロインでした。やはり、何かを成し遂げる人はちゃんと哲学を持っていて、身をもって証明していくんだなと思う一冊です。彼女の語る言葉はどれも、スポーツだけではなく、人間として生きていくうえで大切なこと。考えさせられます。2011/08/20
