出版社内容情報
e-ビジネスの拡大につれてますます重要度を増すデータベースシステム。その管理者(DBA)が従事する様々な業務(セキュリティ維持やチューニング、バックアップやリカバリ)から、各種の環境や構成(ネットワーク、C/S、Web、大規模なシステムや分散システム)における管理のノウハウまで、実践的に解説しています。SQLコマンドリファレンス付き
【目次】
PART I データベースのアーキテクチャ
CHAPTER 1 Oracleのアーキテクチャ
データベースおよびインスタンスの概要
データベースの内部構造
メモリ構造
バックグラウンドプロセス
外部構造
データベースにおける基本的な処理系
論理モデルの作成方法
データベースの作成
CHAPTER 2 ハードウェアの構成と検討事項
アーキテクチャの概要
スタンドアロン型ホスト
ネットワーク接続されたホスト
CHAPTER 3 データベースの論理的レイアウト
最終目標
Optimal Flexible Architecture(OFA)
OFAを越えて
一般的な論理的レイアウト
ソリューション
CHAPTER 4 データベースの物理的レイアウト
データベースファイルのレイアウト
I/O加重の見積もりの検証
ディスクの個数が非常に少ない場合の処置
ソリューション
ファイルの格納場所
データベースの使用領域の概要
データファイルのサイズ変更
データベースファイルの移動方法
セグメントに割り当てられた領域の解除方法
まとめ
PART II データベースの管理
CHAPTER 5 開発プロセスの管理
成功するための3大要素
カルチャー面でのプロセス
管理プロセス
テクノロジ
パッケージ開発の管理
管理された環境
CHAPTER 6 複数のデータベースの監視
発生しやすい問題
目標とする項目の選択
最終目標
データベース Command Center の作成
メモリオブジェクトの監視
管理の行き届いたデータベース
CHAPTER 7 ロールバックセグメントの管理
ロールバックセグメントの概要
ロールバックセグメント内の領域の使用状況
ロールバックセグメントの使用状況の監視
Oracle Enterprise Manager によるロールバック
セグメントの管理
個数とサイズの選択
ソリューション
CHAPTER 8 データベースのチューニング
アプリケーション設計におけるチューニング
SQLのチューニング
メモリの使用方法に関するチューニング
データ記憶領域のチューニング
データの操作におけるチューニング
物理記憶領域のチューニング
論理記憶領域のチューニング
ネットワークトラフィックの低減
OEMおよびパフォーマンスチューニングバックの使用方法
チューニングのソリューション
CHAPTER 9 データベースのセキュリティと監査
セキュリティ機能
セキュリティの実装
使用可能なコマンドの制限:プロダクトユーザーファイル
パスワードに対するログイン時のセキュリティ
パスワードの暗号化とトリック
監査
監査証跡の保護
分散環境におけるセキュリティ
ソリューション
CHAPTER 10 最適なバックアップと回復方法
機能
論理的なバックアップ
物理的なバックアップ
実装
さまざまなバックアップ処理の統合
各種の手順を使った回復処理の例
CHAPTER 11 Oracle Financials などのパッケージ
およびユーティリティの管理
パッケージを管理する際の一般的なガイドライン
Oracle Financials を管理する際のガイドライン
Oracle Designer を管理する際のガイドライン
その他のパッケージおよびユーティリティの管理
CHAPTER 12 大規模データベースの管理
環境の設定
トランザクションの管理
バックアップ
チューニング
トランスポータブル表領域の使用方法
ローカル管理表領域
PART III Oracleのネットワーク環境
CHAPTER 13 SQL*Net V2 と Net8
SQL*Net V2 および Net8 の概要
Net8 Configuration Assistant の使用方法
Net8 Assistant の使用方法
使用例:クライアント/サーバ型アプリケーション
使用例:データベースリンク
使用例:copyコマンド
Oracle Names Server とクライアントの構成処理
SQL*Net および Net8 のチューニング
CHAPTER 14 UNIXのネットワーク環境
ホストの指定
データベースの指定
サービスの指定
リスナープロセスの起動方法
リスナープロセスの制御方法
接続に関する問題のデバッグ
CHAPTER 15 Windows NT のネットワーク環境
Oracle と Windows NT
Oracle と Net8
Windows NT をバックエンドサーバーとして設定する
CHAPTER 16 分散データベースの管理
分散データの管理
分散トランザクションの管理
データベースのドメインとコミュニティ
分散データベースの監視
分散データベースのチューニング
ジョブキューの使用方法
CHAPTER 17 クライアント/サーバーおよびWeb環境の構成
クライアント/サーバー型処理の概要
シンクライアント構成の概要
サーバーの構成
クライアントの構成
中間層の Application Server
PART IV 付録
APPENDIX A
DBA用のSQLコマンド
APPENDIX B
Oracle8.0およびOracle8iで変更されたinit.oraパラメータ
Oracle8.0で廃止されたパラメータ
Oracle8.0で新しくサポートされたパラメータ
Oracle8iでサポートが解除され廃止されたinit.oraパラメータ
Oracle8iで新しくサポートされたinit.oraパラメータ
APPENDIX C
24時間×7日間の可用性を実現するための再設計
技術的アプローチ
技術的ソリューション
ビジネスコンティンジェンシプランの確立
INDEX
内容説明
データベース管理者必携のサポートブックが8i対応にバージョンアップ!e‐ビジネスの拡大につれてますます重要度を増すデータベースシステム。その管理ノウハウを、各種業務(セキュリティ・監査、チューニング、バックアップ&リカバリ)や、環境(C/S、Web、ラージDBや分散DB)に応じて解説。
目次
1 データベースのアーキテクチャ(Oracleのアーキテクチャ;ハードウェアの構成と検討事項;データべースの論理的レイアウト;データベースの物理的レイアウト)
2 データベースの管理(開発プロセスの管理;複数のデータベースの監視;ロールバックセグメントの管理;データベースのチューニング ほか)
3 Oracleのネットワーク環境(SQL Net V2とNet8;UNIXのネットワーク環境;Windows NTのネットワーク環境;分散データベースの管理 ほか)
4 付録(DBA用のSQLコマンド;Oracle8.0およびOracle8iで変更されたinit.oraパラメータ;24時間×7日間の可用性を実現するための再設計)
著者等紹介
セリオールト,マリーン[Theriault,Marlene]
10数年以上もオラクルのデータベース管理者を務めており、ジョン・ホプキンズ大学応用物理学研究所の上級DBAでもある。数多くの雑誌や会報に原稿を寄せている。ヴァージニア州ウィーン市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 絵本で読むモーツァルト
-
- 和書
- ベネッセが見た教育と学力