内容説明
分析心理学は宗教か?論争のなかから浮上する、孤独なキリスト教徒・ユング。
目次
第1章 序論
第2章 分析心理学は宗教か―近年の議論から
第3章 心理療法と世界観―ユング自伝に見る神話としての分析心理学
第4章 初期のキリスト教批判―父とA.リッチュルとの対話
第5章 フロイトとの関係に見る宗教観
第6章 固体化論とグノーシス主義
第7章 ブーバーとの論争をめぐって
第8章 ホワイト神父との対話と『ヨブへの答え』
第9章 結論
著者等紹介
高橋原[タカハシハラ]
1969年生。東京都出身。1994年、東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。2004年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、財団法人国際宗教研究所研究員。東京女子大学、日本女子大学、立正大学で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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