目次
1 コミュニティデザインの基礎知識―山崎亮と「つくらない」デザインの軌跡(コミュニティデザインってなんだ?;コミュニティデザイナーの誕生 ほか)
2 現場を歩けば―コミュニティデザインを体験する(兵庫県・家島 変化対応のためのコミュニティデザイン―衰退する基幹産業に代わる「元気の素」をつくる;島根県・海士町 離島のコミュニティデザイン―立ち上がる国境の島を、新たな「人の制度」で支える ほか)
3 コミュニティデザイン的エンパワメント理論―「自分たちで元気になる」ためのデザインの手法(「他人ごと」を「自分ごと」に近づける。;小さく生んで、やさしく育てる。 ほか)
4 コミュニティデザイン的仕事の流儀―コミュニティデザイナーのルール(「まあ、こんなもんだろう」を止める。;伝えたいことや使い方が不明確なものを作らない。 ほか)
著者等紹介
渡辺直子[ワタナベナオコ]
京都生まれ。広告プロダクション勤務、京都のタウン誌の編集などを経て、フリーライターになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
19
渡辺直子氏曰く、絆をつくって地方や人を元気にするコミュニティデザインの手法は時代にマッチしていた訳を本書で明らかにしたいという(はじめに)。studio-Lの事務所には蔵書が多い(021頁写真)。兵庫県家島には歩きかレンタサイクル(037頁写真)。クルマに依存しない人間サイズ。集落支援員制度に問題があるならば、地元の潜在人財が埋もれているのに、外から呼んできてもどうなのか、ということだと思う。少なくとも私の印象ではそうだ。知らない住民だっているので。 2015/01/23
げん
1
渡辺さんというフリーライターが山崎氏のコミュニティデザインのプロジェクトを現場で取材し、とりまとめた本。それぞれのプロジェクトの生の情報が多くの写真と共に詰まっていて、山崎氏のコミュニティデザインの作法がよく分かった。後半の考察も分かりやすい。これからの仕事の大きなヒントになった。まずは、三重 島ヶ原の製材所にふらっと行ってみよう。山崎さんとも早く話がしてみたい。2013/04/21
Tatsuya Yamamoto
0
事例ごとの写真や図が数多くありますo(^o^)o
ゼブラ
0
目から鱗2013/03/23
あっぺ
0
2013年の出版なので、だいぶ資料も古くなってきていますが、(現在の山崎さんは坊主頭ではないし)でも、山崎さんが日々取り組んでいる、コミュニティデザインの真髄は変わらないので、やはりとてもためになります。2022/02/07