出版社内容情報
没後40年記念出版!
新・新宗教界の寵児・高橋信次の実像を描いた唯一のドキュメンタリーが21世紀に蘇りました。
多くの宗教指導者・教祖に絶大な影響を与えた巨大カリスマ、その驚くべき超能力の真相、清廉な信条で運営された教団……
客観的な視点で描きあげた赤裸々な真実は、高橋信次の全体像を余すことなく伝えています。
[第一章] 驚くべき奇跡の数々を見せた現代の霊人
他人の人生を読み取れる男
キリストの癒しの実演と引導渡し
過去生の言葉を使って生まれ変わりを実証する
他人の夢をコントロールする
金粉事件と自分の死の予言
[第二章] 私と高橋信次との出会い
高橋信次を訪ねた日
超能力ブームから高橋信次に出会うまで
宇宙体操との出会い
宇宙体操で発生した問題を高橋信次のもとに持ち込む
高橋信次に帰依した友人たち
[第三章] 高橋信次はどういう人だったのか
絶大な影響力を持ったこの人物の現代的意味
霊能力の強かった若き高橋信次
物理の知識を生かして会社を興す
守護霊の出現と悟り
GLAの成立と高橋信次の死
[第四章] 高橋信次は何をめざしたのか
高橋信次の悟りとは
「人生をどう生きたらいいか」への解答
守護霊とは? 憑依霊とは?
霊現象にどうやって対処するか
検証・高橋信次の超能力と信念
検証・高橋信次の超能力「過去生」
四十八歳での死亡を予言した高橋信次
[第五章] 高橋信次はなぜ教団を形成したか──その死までの歩み
教団ができたいきさつ
蔓延する「ありがたや節」
大量帰依によるGLAの肥大化
[第六章] 高橋信次死後のGLA
高橋信次の死と後継者の決定
狂気のGLA
狂気を脱出して「基盤」へ
神からのプレゼント
[第七章] 私にとって高橋信次とは
私は加害者である
ゼロ地点の宗教
生地・佐久平を訪ねて
オウム真理教の危ないメカニズム
[巻末資料] 高橋信次を知るための用語事典
菅原 秀[スガワラシュウ]
1948(昭和23)年仙台生まれ。ジャーナリスト。人間総合科学大学講師(英語)、日本ジャーナリスト会議国際委員長。元アジア記者クラブ代表。ノルウェーの財団で人権・予防外交・民主化支援などの実務に携わる一方、広報コンサルタントとして中小企業を対象に広報技法を指導している。著書・訳書多数。本書は新新興宗教の寵児・高橋信次氏との20代前半での貴重な邂逅をつづったノンフィクションである。
内容説明
一九七六年六月、ひとりの超人が死んだ。戦後最大の霊能力者、あるいは釈迦の生まれ変わりなどと呼ばれた、高橋信次という男である。GLAという教団を創始した高橋信次は、優れた宗教家であったと同時に、ごくノーマルな人間であった。だが、多くの追従教団は今や、高橋信次が禁じた道に迷い込んでいる。本書は、高橋信次の生前の肉声を精確に伝える、唯一の書である。
目次
第1章 驚くべき奇跡の数々を見せた現代の霊人
第2章 私と高橋信次との出会い
第3章 高橋信次はどういう人だったのか
第4章 高橋信次は何を目指していたのか
第5章 高橋信次はなぜ教団を形成したか―その死までの歩み
第6章 高橋信次死後のGLA
第7章 私にとって高橋信次とは
巻末資料 高橋信次を知るための用語事典
著者等紹介
菅原秀[スガワラシュウ]
1948(昭和23)年仙台生まれ。ジャーナリスト。人間総合科学大学講師(英語)、日本ジャーナリスト会議国際委員長。元アジア記者クラブ代表。ノルウェーの財団で人種・予防外交・民主化支援などの実務に携わる一方、広報コンサルタントとして企業を対象に広報技法を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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