日本再占領―「消えた統治能力」と「第三の敗戦」

個数:
  • ポイントキャンペーン

日本再占領―「消えた統治能力」と「第三の敗戦」

  • 中田 安彦【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 成甲書房(2011/08発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月01日 01時24分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880862798
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「ウィキリークス流出公電を分析しアメリカに再占領された属国・日本の姿を暴く、これぞ最新の政治研究だ」 ―副島隆彦氏 激賞!―   

日本は、再び、アメリカの占領下にある―。にわかには信じられない話だろうが、これが本書で展開される内容である。そのために私は、客観的と言い得る証拠を可能な限り集めた。日本が再占領されてしまったのは、同盟国アメリカが、東日本大震災後の菅直人政権の対応と与野党の右往左往ぶりを見て、「今の日本は事実上、軽度の破綻国家(フェイルド・ステート)である」と認定したからである。「今の日本政府に統治能力なし」と、アメリカが判断した結果が、現在の再占領なのだ。  

中田 安彦(なかた・やすひこ)                          
1976年、新潟県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大手新聞社に一時勤務後、副島国家戦略研究所(SNSI)にて研究員として活動。アメリカの政治思想、対日戦略のほか、欧米の超財界人など、世界を動かす企業・人的ネットワークを主な研究テーマとする。著書に『ジャパン・ハンドラーズ』(日本文芸社)、『世界を動かす人脈』(講談社現代新書)、『アメリカを支配するパワーエリート解体新書』(PHP研究所)、『ヨーロッパ超富豪権力者図鑑』(日本文芸社)。訳書に『プロパガンダ[新版]』(エドワード・バーネイズ著、成甲書房)がある。
                                     

内容説明

「太平洋戦争」「マネー敗戦」に続いての「原子力敗戦」日本は、何に敗れたのか!?

目次

第1章 “日本再占領”―日本は何に負けたのか(「天皇のメッセージ」は再びの玉音放送だったのか;アメリカが首相官邸に乗り込んできた ほか)
第2章 ウィキリークス流出公電が暴いた“官僚主導国家・日本”(世界を震憾させたウィキリークスの衝撃;アメリカ大使館発・日本関連1660点の機密文書 ほか)
第3章 普天間交渉の失敗に見る“世界観の衝突”と“時間軸概念の欠如”(鳩山論文に襲いかかった日米の「内通ネットワーク」;鳩山論文が投げかけた「世界観の衝突」という重大問題 ほか)
第4章 政策的起業家・小沢一郎に立ちはだかった“日本律令制とアメリカ”連合軍(霞が関・律令官僚と死闘を演じる「アテルイの末裔」;2009年2月24日―それはアメリカに対する日本の「独立宣言」の日 ほか)
第5章 “ポピュリズム現象”としての民主党代表選と大震災後の日本(「小沢包囲網」に追いつめられた末の代表選出馬;「国民の政治が第一」こそが真の意味のポピュリズム ほか)

著者等紹介

中田安彦[ナカタヤスヒコ]
1976年、新潟県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。大手新聞社に一時勤務後、副島国家戦略研究所(SNSI)にて研究員として活動。アメリカの政治思想、対日戦略のほか、欧米の超財界人など、世界を動かす企業・人的ネットワークを主な研究テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

10
歴史は、何か現在とは別の過去のもの、とついつい錯覚してしまう私ですが、実際はごく当たり前に連綿と今に繋がっているわけですね。つまり、今いろいろな立場で活動している政治家にしても、血族的にあるいは思想的に、あれやこれやで連動したり、対抗したりしながらの今がある。そして日本の敗戦は、まだまだ続いているようです。この現状認識、とても大切ですね。 そしてやはり、人に大きな影響を与える立場にある人物のキャラクターをしっかり押さえておくことで、世の中の見え方が違うのだろう、と思いました。2019/05/20

makio37

4
面白かったのは日本律令制の説明と著者による小沢一郎評だ。小沢が挑み潰された相手は藤原不比等から明治維新まで1167年続き、その後も「革命」なき日本で接ぎ木状の国家体制の中で今も残る律令官僚制だったと。さらに、属国の叛乱指導者になり得る彼を米国も許さなかった。制度革命家・小沢一郎の内部の近代理性の頭脳と日本土人としての心根のバランスで時に「傲慢」と非難され、時に「豪腕」と評価されると。彼が目指す三番目の自立「日本人の個の自立」がなされるまで、確かに「50年から100年はかかる大事業」だ。2016/08/20

Hiroki Nishizumi

2
エスタブリッシュのかべは厚い。例え時代錯誤でも害悪でも破るのは並大抵のことではない。市民革命を経験していない日本の悲劇なのか、、、2016/03/15

ふぇるけん

2
終戦以来、日本はアメリカという国に良くも悪くも影響を受けてきた。政策の立案において、アメリカのお伺いを立てるというのは独立国としてどうかと思うが、日本人のひとりひとりが自立した個人として国のあり方を考えること、そしてブラックボックスになっている事務方の体制については少しずつ変革していくことが必要だ。ショッキングなタイトルではあるが、内容は単なるアメリカ批判ではなく、日本のあり方にもフェアに触れている。インテリジェンスは日本ではむしろマイナス方向に作用しているように感じた。2013/05/16

あっちゃんのパパ

1
評価=3:本書のタイトルは衝撃的なものであるが、日本が戦後ずっと政治経済をアメリカにコントロールされ続けているという内容。赤字のアメリカが沖縄から米軍をグァムに移すことは長期的に見ると日本の軍事的負担を増やすことになることを日本の政治家はあえて問題としていないことを指摘。2012/02/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4020984
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。