出版社内容情報
1952年、アメリカ初代国防長官は激務によって神経症を病み、自殺したとされている。しかし投身自殺はプロパガンダだった。殺害してまで秘守すべき戦後世界のカラクリとは?我が宗主国・アメリカ様のインチキ現代史を暴く新シリーズ第1弾!
内容説明
1949年5月22日、ジェームス・フォレスタル初代国防長官がベセスダ海軍病院の十六階の窓から落ちて死亡した。彼の死は「自殺」と発表された。1957年5月2日、ジョセフ・R.マッカーシー上院議員がベセスダ海軍病院に短期間入院したあとで、通常は死に至らない病気により死亡した。1963年11月22日、ダラスを車列でパレードしていたケネディ大統領はリー・ハーヴェイ・オズワルドに銃撃され死亡した。フォレスタル、マッカーシー、ケネディの生涯と突然の死には、数多くの偶然の一致と皮肉がある。ケネディの政治的また思想的な信条はフォレスタルやマッカーシーとは大きく異なっていたが、最後にして最大の皮肉は、三人の死がすべて同じ「邪悪な勢力」によって引き起こされたものであると証拠が指し示していることである。
目次
第1部 自殺か、他殺か(捕らわれの身だった長官の死;本当は何が起こったのか;隠蔽工作)
第2部 フォレスタルを殺したのは誰か、そしてその理由は?(死によって利益を得たのは誰か;死によって最大の利益を得たのは誰か;同じ手口で殺人を犯すのは誰か;彼らはフォレスタルに何をしたのか)
著者等紹介
シンプソン,コーネル[シンプソン,コーネル][Simpson,Cornell]
米国人ジャーナリスト
佐々木槇[ササキマキ]
1963年生まれ。上智大学卒。新聞社勤務を経て、現在翻訳家。東京都在住
太田龍[オオタリュウ]
1930年生まれ。現在、天寿学会、文明批評学会、歴史修正研究所、週刊日本新聞、日本義塾を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cronoq