内容説明
仁義の裏をのぞいていたら、照る日曇る日、ああ30年。著者のレンズは見た、極道渡世の雨降り風間。30年取材の極道写真。
目次
少年期
初老の侠
追想エレジー
暗香の花
若者考
極道の死と極道の妻
畑の中の刺青師
浅草の優しい総長と怖い兄哥
最後の事始め
木村親分と鮭と御飯
ヤクザの事務所
出所
祭りのあとに
テキ屋無頼
広島・呉行
媒酌人ブルース
盃という儀式
親分の恋
尾道の事始め
不覚のワンショット
新年会顛末記
惜別のレクイエム
追憶の波線
著者等紹介
中村龍生[ナカムラリュウセイ]
1952年東京・田無生まれ。スタジオ助手を経てフリーの写真家に。二十代前半より月刊「近代麻雀」専属をはじめ、各雑誌を主舞台に活動。併行してヤクザ、雀士等、特異な世界に生きる男たちの生態を追い続けている
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