出版社内容情報
【この武将、すべてが規格外】応仁の乱以後の覇権を握った細川政元は、戦国時代の引き金を引いたゲームチェンジャ―であり、超能力に傾倒する奇人でもあった。妖術や空中飛行に憧れ、戦を放棄し修行に没頭。世継ぎは残さず、延暦寺も焼き払う。理解しがたい行動にも“狙い”があった!聡明でありながら「戦国三大愚人」に数えられた男の人生から、「応仁の乱」以降の乱世を紐解く。
内容説明
細川政元=戦国時代の引き金を引いた「ポスト応仁の乱の覇者」。常識破りの改革者にして、超能力に傾倒した奇人でもあった…山にこもって「狐の妖術」や空中飛行の修行に没頭。世継ぎは残さず、延暦寺も焼き払う。理解しがたい行動にも“狙い”があった!織田信長のロールモデルにもなった改革者の人生から、応仁の乱以降の乱世を読み解く。
目次
第1章 「ポスト応仁の乱の覇者」はいかに時代を変えたのか
第2章 オカルトへの傾倒
第3章 「ポスト応仁の乱」の時代―若かりしエリートの挫折
第4章 戦国の引き金を引いた「明応の政変」
第5章 覇権と暗殺、そして戦国へ
終章 政元の多面的な実像―再評価すべき理由
著者等紹介
古野貢[フルノミツギ]
1968年、岡山県生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(文学)。武庫川女子大学文学部歴史文化学科教授。専門は日本中世史。14~16世紀の政治史、権力論、室町幕府、守護、国人など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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