富士見ファンタジア文庫 だから僕は、Ｈができない。〈５〉死神と失われた王家

橘 ぱん【著】

富士見書房（2011/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 301p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829136843
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「美菜のために俺は、メイドの中のメイド―メイド王になる！」さらわれた美菜を追って死神界に来た良介に課せられたのは、女体化してメイドさんになるというハードミッション（注・趣味じゃありません、潜入捜査のためです）！しかも美菜が囚われているらしいピグノート伯爵家の当主・ライファンは、巨乳メイド好き。これって巨乳美少女化する良介には、危険すぎる状況かも…！？死神界・王家のお家騒動に巻き込まれ、リサラが準王女だという事実が明らかになったり、良介に隠された秘密っぽいものがあったり、複雑に貞操の危機を迎えたり…。ちょっぴりシリアスな展開もまじえつつ、Ｈな魂の真価が問われる、抑圧系エロコメディ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KUWAGATA]

TS→ふ○○りときたら、次回は○の娘しか残ってないじゃん、まさか本当にやるとは思わないけど。個人的に、今回はエロ成分がちょっと足りなかったような気がしてちょい残念。それにしても良介とリサラの関係は、だいぶ甘々になってきました。ドレスの背中へのイベントなんて、どこのバカップルかと、読んでてこっちが恥ずかしかったよ、バカ！ あと、死神界の描写が貧弱過ぎて、異世界譚っぽくなかったのが残念。月が二つとか海が紫色とか、なんかそんなの期待してたんですけど。あと、どうでもいいけど今巻の表紙は結構萌えました。

2012/09/03

[砂糖と塩]

今回は死神界の話。とはいえ話が屋敷の中でのみ展開し、ふた○りネタが目立っていたため、異世界ものって感じはあまりなかったです。前巻のラストで登場したアルメイアも、おっとりしつつ実は切れ者なんだろうとか思ってたら、割とツメが甘くて、これまたちょっと残念。ただ、力の源であるエロ妄想を奮い立たせるクライマックスのお約束は、今までで一番好みでした。良介の煩悩を際立たせつつ、リサラとのいちゃラブぶりが……いやぁ、いいもん見せてもらいました。キュールもどんどん株を上げてきてますが、これって最初から勝ち目がないのでは？

2012/11/10

[ユウ@八戸]

改めて読むとウルスが数ページに渡ってウスラになってたり、眠ってた人が突然喋ったり数行前に気絶した人が普通に喋ったり、キャラ同士の呼び方が突然他人行儀になったり……小説としては、わりとひどい……。

2014/01/19

[Yobata]

美奈を救うべく死神界に来た良介たち。立ち寄ったリサラの実家でリサラの母アルメイアから敵は《雷神の雹》だと知らされる。その組織に潜入するため、良介は再び女体化し、メイドとなって忍び込むことに。果たして美奈を無事助け出すことができるのか？またアホが出て来たよ…ｗ名はライファン。巨乳マニア。そしてついに良介の秘密が判明。その力の源《ファブニール》をガンダーブロウグに奪われるが、グラムと手を組みガンダーブロウグをついに撃退。やっぱ皆ただの変態じゃなかったんだねｗしかし…キュールの親父…ドンマイｗｗｗ

2012/08/26

[さむしんぐ]

相変わらず主人公が変態だけど熱くて楽しいエロコメでした。最近私は女の子が可愛ければそれで良いんじゃないかと思い始めて来ました。可愛いは正義なんです。感想も〇〇が可愛かったなんてものばかりだし。まぁそれはさておきリサラが可愛かったです。(おい

2011/09/18