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内容説明
伝説のロックバンド「はちみつぱい」のベーシストで、その後音楽プロデューサーとしても活躍した著者が愛好する音楽とオーディオの愉しみを綴った痛快軽妙な評論＆エッセイ集。
目次
ニアフィールドリスニングの快楽（ぼくの体験的ニアフィールドリスニング論；「ニアフィールドリスニングの快楽」的ハイエンド魂；ハイエンド魂番外編 スピーカーは低音だ；ニアフィールドリスニング的デザイン考；音量 ほか）
小型スピーカー賛
ロックをいい音で聴こう
私の愛聴盤
著者等紹介
和田博巳［ワダヒロミ］
１９４８年生まれ。１９６８年から２年間、東京・新宿のジャズ喫茶「ＤＩＧ」に勤務。１９７０年、東京・高円寺にジャズ喫茶「ムーヴィン」をオープン（その後、ロック喫茶となる）。１９７２年、ロックバンド「はちみつぱい」にベーシストとして参加。１９８６年から、フリーのレコーディングディレクター、音楽プロデューサーとして、ピチカート・ファイヴ、あがた森魚、オリジナル・ラブなどのアルバム制作に携わる。現在はオーディオ評論家として、オーディオ専門誌をはじめとする各種メディアで評論・執筆活動を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
qoop
5
スピーカーに近接して聴取するスタイルは、本邦の住宅事情からして消極的な理由で選ばざるを得ないことが多い。しかし著者は反対に、近接位置の聴取を積極的に推奨する。フロアスタンド型に対してブックシェルフ型の優位性を説く向きも多いし、個人的にも満足のいくフロアスタンド型は高額に傾くため、著者の選択は腑に落ちる。あと、機材の性能向上が満足感をもたらすという内容には物欲を刺激された。2022/09/21
