文化とまちづくり叢書<br> ダム建設と地域住民補償―文献にみる水没者との交渉誌

個数:

文化とまちづくり叢書
ダム建設と地域住民補償―文献にみる水没者との交渉誌

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月25日 02時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880655062
  • NDC分類 517.7
  • Cコード C0051

内容説明

ダム建設での最初で最大の障壁―用地の確保。地域住民は“水没者”になり、ふるさとを失う。何年も消えぬ反対をどう合意に導くのか?33年にわたり用地交渉を担当した著者が本書で初めて明かす「ダム用地交渉業務」39例の記録。

目次

北海道・東北(本件収用裁決が違法であることを宣言することとする(二風谷ダム・北海道)
けやぐにならねば、津軽では仕事が出来ね(早瀬野ダム・青森県) ほか)
関東(三十二年間の経済的、精神的な負担に対しての償いを形として表してほしい(緒川ダム・茨城県)
「西の松原・下筌」「東の薗原」と言われるほどに(薗原ダム・群馬県) ほか)
中部(われわれ土木屋は民衆のふところに飛び込むことができなければならない(大河津分水・新潟県)
尊きみはらしに捧ぐ(黒四ダム・富山県) ほか)
近畿・中国・四国(湖を慈しみ、やさしさで見守って行こうとする情が表れている(琵琶湖開発・滋賀県)
どこまでも被害者は被害者でないようにしたい(大野ダム・京都府) ほか)
九州・沖縄(私共は、用地知識を積極的に水没者に与えることによって(寺内ダム・福岡県)
ノリ期における新規利水の貯留及び取水は流量一定以下の時は行わない(筑後大堰・福岡県・佐賀県) ほか)

著者等紹介

古賀邦雄[コガクニオ]
1944年福岡県大牟田市生まれ。西南学院大学卒業後、水資源開発公団(現・水資源機構)入社。徳山ダム、大山ダム、福岡導水などの建設に関わり、用地補償業務に従事。33年間にわたり水・河川・湖沼に関する文献を収集。2001年退官。2008年収集した河川書で久留米市に古賀河川図書館を開設。日本ダム協会、日本河川協会、ミツカン水の文化センター、筑後川・矢部川・嘉瀬川流域史研究会、ふくおかの川と水の会に所属。2020年河川書1万2,000冊を久留米大学御井図書館へ寄贈、同大では「古賀邦雄河川文庫」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かしまด้้้้้็

0
行政が発刊した文献をもとに淡々と記録が綴られているため、ルポタージュとしての読みごたえを期待すると肩透かしを食らうかもしれない。ただ、事実に沿って記述がなされていくことは信頼でき、公共工事と用地買収について正しく知ることができる貴重な資料。2022/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18012249
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。