内容説明
いま、何が起こっているのか?歴史や伝統によって評価されてきた和菓子と業界のありように、“コンヴァンシオン理論”の“シテ概念”を導入して、和菓子の多様な価値づけを説明する試み。
目次
第1章 食文化としての「和菓子」
第2章 和菓子産業の現状
第3章 京菓子の世界―暖簾、職人技、伝統美
第4章 新しい価値の登場―アート化(唯美化)、コラボレーション、プロジェクト
第5章 和菓子文化の海外発信―フランスを事例に
第6章 これからの和菓子
著者等紹介
森崎美穂子[モリサキミホコ]
大阪市立大学大学院創造都市研究科客員研究員。大阪市立大学大学院創造都市研究科博士後期課程修了。博士(創造都市)。現代まで受け継がれてきた伝統的な食文化、とりわけ和菓子に注目し、その地域資源としての活用を研究テーマとしている。食文化と地域農業をテーマとした観光振興について日仏比較研究を実施中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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