内容説明
大都市の周縁部で、新たな動きが生まれている。その共同体をコミュニティ3.0と呼ぼう。これまでと何が違うのか?
目次
コミュニティと地域政策
コモンズ論の系譜とオストロムの遺産
外部環境を理解するために―周縁のメリット
過疎の郊外化―徳島県神山町
温泉観光地のインバウンド適応戦略―長野県野沢温泉村
離島における旅行者の滞在者化―長崎県小値賀町
買い物弱者を減らす「道」資源活用―宮崎県川南町
保全の観光価値と社会的水循環の認識―北海道釧路市・弟子屈町
学ぶコミュニティづくり―宮城県石巻市
多様性を生むリノベーション戦略―静岡県熱海市
ほんものに光を当てる地域ブランド戦略―福井県大野市
コミュニティ3.0の論理
著者等紹介
中庭光彦[ナカニワミツヒコ]
1962年生まれ。1986年学習院大学法学部政治学科卒業、2003年中央大学大学院総合政策研究科博士課程中退。現在、多摩大学経営情報学部教授。専門は地域政策、観光地域づくり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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