出版社内容情報
まちをげんきにするために「みんな」ができること。
地域で暮らす人の能力を引き出す。才能ある人や素敵な空間にスポットライトをあてる。だれでも交流できるプラットフォームをつくる。これからの時代に向けた新しいスタイルのコミュニティを築く。地域に生きた人々の経験や思い出に価値を見いだしていく。それらを資源としてまちを活性化させる。そんな循環を生み出すためには何が必要なのか。
地域のもつエネルギーを引き出し、自分たちの住むまちを“もっとすばらしいまち”にする「柏まちなかカレッジ」の取り組みを紹介する本書は、市民活動グループやNPO、広く行政に関わる人たちに読んでほしい1冊です。
1章 柏まちなかカレッジへようこそ
まちなかカレッジ開校式までの道のり-まちの担い手を育てる先輩の存在。開校式に向けて-みんなで作るカレッジ校歌 ほか
2章 柏まちなかカレッジをつくるもの
まちの人が先生に-身近な当事者の話が面白い/まち全体が教室に-ソクラテスのように/組織のかたち-役職は自分で名乗る ほか
3章 柏まちなかカレッジがやってきたこと
朝活サークル読書会/焚き火ダイアログ合宿/マリ大使にまちカレを提案/波乱万丈の「デンマークの友人と教育を語る会」 ほか
4章 柏まちなかカレッジの仲間たち
どんぐり宇宙センター/カフェ・マ/R2/66(ダブルシックス)/共同アトリエPot /ハックルベリーブックス/エッジハウス ほか
5章 学び・対話から社会課題解決につなげる仕組み
ワールドカフェの限界とフューチャーセンターとの出会い/行政への働きかけ/オランダのフューチャーセンター訪問 ほか
6章 食でつながる地域社会
食育でつながる社会/プロジェクトを通した学び/リーダーを支えるチームメンバー/コミュニティ食堂チームに舞い込んだ事業 ほか
【著者紹介】
【著者】山下洋輔(やました・ようすけ)1978年4月生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、土浦日大高校教諭を経て、現在、千葉県柏市議。「柏まちなかカレッジ」学長を務める。学校教育だけでは解決できない課題に向き合い、教育学研究と地域活動に取組む。
内容説明
「誇りのもてるまちをつくりたい」「もっと自慢できる土地になって欲しい」そう願うすべての人に読んで欲しい一冊。
目次
第1章 柏まちなかカレッジへようこそ
第2章 柏まちなかカレッジをつくるもの
第3章 柏まちなかカレッジがやってきたこと
第4章 柏まちなかカレッジの仲間たち
第5章 学び・対話から社会課題解決につなげる仕組み
第6章 食でつながる地域社会
資料 講座報告集
著者等紹介
山下洋輔[ヤマシタヨウスケ]
柏まちなかカレッジ学長。柏市議会議員。元高校教諭。学校教育だけでは解決できない課題に直面し、議会から地域から働きかけてきた。「教育のまち」を目指し奮闘中。1978年4月生まれ。千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。同大学院修士課程修了後、土浦日大高校にて教諭。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程を単位取得後退学。一般社団法人教育共創研究所代表理事。学び合う場を作る教育コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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