出版社内容情報
現代社会における生きづらさや閉塞感。今、何が問題なのか、われわれはいかに意識を切り替えてそれに対応していったらよいか。今を生きる上でのヒント。
第1章
内容説明
現代社会の中で、今、何が問題なのか?思想、哲学、政治学、社会学、文化人類学…多分野の識者が説く現代社会の本質。
目次
第1章 現代社会を見つめ直す(なぜ、たっぷり食べた客のように、人生から立ち去らないのか;現代文明の危機―文明の多様性と通底する価値 ほか)
第2章 規制のあり方を考える(自由と規制―監視、アーキテクチャ、責任から考える;強まる監視と管理、何が問題なのか ほか)
第3章 情報とどう向き合うか(変貌するマスコミ;人々に共感されるジャーナリズムを ほか)
第4章 何のための健康か(現代日本社会における健康の価値再考;「健康のためなら死んでもいい」人々 ほか)
第5章 いかに生きるか(中腰という生き方;現代日本人の余暇と時間―ヨーロッパの温泉保養地で考える人生の豊かさ ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんきち
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たばこの肺がんへの影響の話はさておき、メディアや規制に関する論やデータの恣意的な操作などはいちいち頷ける内容です。こういう裏を知っておいて物事を見ていかなければいけない。医療や薬剤、健康においても、そんな大きな傘の下で私たちは「守られている」のです。そして、どの世界もすべては金なんだと。やはり、自由が一番だな。2015/10/30
paseri
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23人の論者が現代社会について語ります。これだけ多くの視点から日本を眺めてみるのもまた面白いですね。残念なのは、印象に残っていることは?と訊かれても即答出来ないことです…。また読み返したい一冊です。2015/07/14
まつ×まつ
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マスメディアの印象操作、知る権利と知らせる義務の希薄化 面白い内容の記事があった ただ、やはり喫煙は不健康のもとであることは医学的に明白な事実である。2019/12/28