出版社内容情報
「世界一受けたい授業」などに出演の杉原厚吉先生と夢工学研究会などを立ち上げた山田健司氏がが「夢を持ちたい人」「夢を探している人」たちに贈る、自分を変える簡単な方法。
この本は、夢をもちたいけど、どうすればもてるのかわからないという人のために、夢をもつことのできる心の姿勢を育てるお手伝いをしようとするものです。
人生は「夢」をもって生きるべきだとか、「夢」があってこそ人生が楽しくなるという具合に、夢をもつことをすすめる言葉は、よく耳にします。確かに、自分の人生を賭けることのできる夢をもち、実現に向かってまっしぐらに走るという人生を送ることができたら、すばらしいでしょう。でもそれは簡単ではありません。なぜなら、「こんな夢はどうですかと」周りからメニューを渡されてその中から選んでも、それはあなたにとっての本当の夢とは限らないからです。あなたが自力で見つけ、これなら情熱を傾けられるという気持ちとエネルギーが、心の中から熱く湧き上がってくるものでなければ本物の夢ではないでしょう。
夢を見出すためには、あなた自身が自分から体を動かして体験し、感じ、考え、探さなければなりません。それを助けるために本書では、普段の生活の中でその気にさえなればできることをいろいろ取り上げ、実際にやってみるという機会を、「夢レッスン」の課題としてお届けしたいと思っています。
この本ですすめるレッスン課題は大げさなものではありません。身近なところで、ちょっとだけその気になりさえすればやってみることのできることがらばかりです。それを、週1回のペースを想定して集めてあります。まずは軽い気持ちでレッスン課題を読み、たまたまその気になったら、やってみるという程度に付き合っていただければよいのです。 気楽に、気ままに、気が向いたときだけ、そっと付き合ってみてください。
【著者紹介】
杉原 厚吉
1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て,09年より明治大学研究・知財戦略機構特任教授、東京大学名誉教授。専門は数理工学。主著に『理科系のための英文作法』(中公新書)『形と動きの数理』(東京大学出版会)『だまし絵のトリック』(同人選書)『大学教授という仕事』(水曜社)など。
山田 健司
1947 年生まれ。東京大学在学中から翻訳・執筆等に従事、ベトナム脱走米兵の支援活動でリーダー的役割を果たす。73年卒業、同年広告制作会社(株)プロテック設立。事業企画、地域開発等広範囲に活動、オリベ式住宅工法等多数のアイデアを提案。2001年、夢工学研究会を立ち上げる。2007年病を得て永眠。著書に『マネー激変』(主婦と生活社、共著)『となりに脱走兵がいた時代』(思想の科学社、共著)など。
目次
第1章 環境を変えてみる
第2章 形にしてみる
第3章 想像してみる
第4章 整理・観察してみる
第5章 気楽にトライする
第6章 自らを活性化させる
著者等紹介
杉原厚吉[スギハラコウキチ]
1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授等を経て、09年より明治大学研究・知財戦略機構特任教授、東京大学名誉教授。専門は数理工学
山田健司[ヤマダケンジ]
1947年生まれ。東京大学在学中から翻訳・執筆等に従事、ベトナム脱走米兵の支援活動でリーダー的役割を果たす。73年卒業、同年広告制作会社(株)プロテック設立。事業企画、地域開発等広範囲に活動、オリベ式住宅工法等多数のアイデアを提案。2001年、夢工学研究会を立ち上げる。2007年病を得て永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。