文化とまちづくり叢書
まちづくりオーラル・ヒストリー―「役に立つ過去」を活かし、「懐かしい未来」を描く

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880651422
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

あらゆる世代の〈語り〉を記録し分析することで地域本来の目指すべき姿が見えてくる――。市町村合併後の地図では見えない、その土地に眠る不変の価値を探る調査ドキュメント。口述の歴史――オーラル・ヒストリーの地道な記録活動は、まちづくりの新たな形を提案している。早稲田大学大学院教授前三重県知事 北川正恭氏推薦。

1章 後藤春彦研究室の思想と都市・地域へのアプローチ
三つの「まちづくり」の流れ
「地域遺伝子」を解読する―「役に立つ過去」を求めて ほか

2章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」とはなにか
「まちづくりオーラル・ヒストリー」の背景
「まちづくりオーラル・ヒストリー」の目的と定義 ほか

3章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の方法
「まちづくりオーラル・ヒストリー」の手順
インタビュー調査の心得 ほか

4章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の活用
まちづくりのプロセスと「まちづくりオーラル・ヒストリー」
愛知県足助町/自らの“地域遺伝子”を見い出すまち ほか

5章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の未来
市民の自発的な運動の展開―新しい公共の誕生
社会に開かれたまちづくり情報―社会資源の発見 ほか

内容説明

人びとの「語り」を積み重ねていくことで、その土地の真の姿と進むべき方向が明らかになる。

目次

1章 後藤春彦研究室の思想と都市・地域へのアプローチ(三つの「まちづくり」の流れ;「地域遺伝子」を解読する―「役に立つ過去」を求めて ほか)
2章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」とはなにか(「まちづくりオーラル・ヒストリー」の背景;「まちづくりオーラル・ヒストリー」の目的と定義 ほか)
3章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の方法(「まちづくりオーラル・ヒストリー」の手順;インタビュー調査の心得 ほか)
4章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の活用(まちづくりのプロセスと「まちづくりオーラル・ヒストリー」;愛知県足助町/自らの“地域遺伝子”を見い出すまち ほか)
5章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の未来(市民の自発的な運動の展開―新しい公共の誕生;社会に開かれたまちづくり情報―社会資源の発見 ほか)

著者等紹介

後藤春彦[ゴトウハルヒコ]
早稲田大学理工学部建築学科教授。工学博士。1957年、富山県生まれ。1987年早稲田大学大学院博士課程修了。三重大学工学部助教授、早稲田大学理工学部助教授を経て、1998年より現職。まちづくり、都市計画の実践的研究と教育をこころがけ、全国のまちづくりを支援。研究室の大学院生とともに参加型ワークショップを展開しながら、自治体の総合計画・都市マスタープランの策定から、各種施設の設計や都市・地域デザインまで広範にわたる活動を進める

佐久間康富[サクマヤストミ]
早稲田大学教育学部助手(後藤春彦研究室在籍)。1974年、埼玉県生まれ。1999年早稲田大学大学院修士課程修了。株式会社環境と造形を経て、同博士課程に進学し、2003年より現職。都市計画の研究のかたわら、千葉県浦安市、愛知県豊根村などのまちづくりに参画。特定非営利活動法人まちしゅう理事

田口太郎[タグチタロウ]
早稲田大学理工学部建築学科助手(後藤春彦研究室在籍)。1976年、神奈川県生まれ。2001年早稲田大学大学院修士課程修了後、博士課程進学。2002年小田原市政策総合研究所特定研究員を経て、2004年より現職。東京都四谷地域での小学生を対象としたまちづくり連続ワークショップ(1999年)や、特定非営利活動法人小田原まちづくり応援団(理事)など、まちづくりの現場での実践的研究を進めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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阿部

0
昔読んだけど再読。 まちづくり活動を振り返る意味でのオーラルヒストリーの事例が多い。 ざっくりとしか説明されていないけど、どのように質問項目を設定し、どのように聞き取っていってるのかが気になる。2017/05/23

在原紀之

0
ハードカバー版ではあるが、非常に内容は読みやすかった。前提として、「まちづくり」を3つの意味に分解しているという点が、読み始めるに当たって理解しやすかった。ある街に入るに当たって、「歴史」を知ることはその街の現状や抱えている課題の背景を把握するのに必要だという。無論、その通りだが、歴史そのものにも価値があり、充分に活性化の材料になることがわかる。地域遺伝子という考えも非常に参考になった。それを明らかにすることが、局所的な治療で終わらせず、全体的に元気にする、すなわち活性化ということである。この本は、オーラ2013/05/19

Tatsuo Mizouchi

0
☆☆☆ 「役に立つ過去」を活かし、「懐かしい未来」を描く このコピーに魅かれ、読んだんですけどね。。。2018/01/12

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