内容説明
あるくにに、みんなからスプーン王子とよばれる王子さまがいました。くいしんぼうで、しりたがりやの王子さまは、ある日、ぼうけんにでかけました!5才~小学生向き。
著者等紹介
竹下文子[タケシタフミコ]
1957年福岡県生まれ。東京学芸大学卒業。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を受賞
こばようこ[コバヨウコ]
1972年東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
12
スプーンをもって美味しくスープをつくる。竜の喧嘩もおさめてめでたしめでたしな話。2020/07/01
鳩羽
10
産まれた時に妖精から特別なスプーンを贈られた王子様。ちょっぴり食いしん坊で知りたがりやの王子様は、歴史の勉強の後、ひいひいひいおじいさんの冒険を体験するために竜を倒しに出かける。しかし竜は3匹もいて、スープの材料で争っているところだった。倒すわけじゃなく、機転で乗り切るわけでもない、王子の素直な人柄の勝利といった可愛らしい話だった。結局、3匹とも竜を城に連れて帰ってきてしまうのが楽しい。みんな美味しいものは大好きというところに、納得がいく。2016/06/16
Midori Matsuoka
6
かわいらしい表紙に惹かれて読む。 妖精から贈られたスプーン片手にりゅうを探しに冒険に出るスプーン王子。 天真爛漫な王子の描写ににこにこしながら読める物語。 りんごとももとなしのスープはどんな味がするのかしら🍎🍑🍐2021/02/11
食欲魔人
6
私が借りてきて小2の娘に読ませてからあらすじを説明してもらった。竜退治からの交流、そしてその後が楽しかった模様。娘自身が選書したら手に取らなかったであろう本。でも楽しみながら読んでくれて何より。読書の幅もひろがるしまた母さんチョイスで借りてこよう。(イヤイヤ読むとか読書嫌いにならないようにしなきゃだけど)2016/12/16
ムーミンママ
3
妖精からスプーンをプレゼントされた王子。美味しいものがずっと食べられるように、とは なんて羨ましい!そして、勉強なんかよりも経験だ!とりゅうをやっつけに出かけました。とてもかわいい王子で、結末もかわいらしい。2015/09/04