内容説明
20世紀英国文壇を代表する作家がアイルランドの歴史を17世紀まで遡り、自身の家族の来歴を綴る比類なき年代記。
目次
第一章 ボウエンズ・コート
第二章 ボウエン大佐と一羽の鷹
第三章 ジョン・ボウエン一世
第四章 ジョン二世
第五章 ヘンリー二世とヘンリー三世
第六章 ヘンリー三世とボウエンズ・コート
第七章 ヘンリー四世とロバート
第八章 ヘンリー五世
第九章 ロバート・コール・ボウエン
第十章 ヘンリー六世
著者等紹介
ボウエン,エリザベス[ボウエン,エリザベス] [Bowen,Elizabeth]
1899年、アイルランドのダブリンに生まれる。7歳でイングランドに渡り、以後、ロンドンと、アイルランド南部のコーク州にある邸宅(ボウエンズ・コート)を行き来して過ごした。1923年に短編集Encounters(出会い)を刊行。27年最初の長編小説『ホテル』を書き上げる。48年に大英帝国勲章勲三等(CBE)、65年に王立文学協会より文学勲爵士を受章。1973年ロンドンで逝去、アイルランドに埋葬される
太田良子[オオタリョウコ]
1939年東京生まれ。都立西高第九期生。東京女子大学・同大学院修了。ケンブリッジ大学訪問研究員。東洋英和女学院大学名誉教授。英米文学翻訳家。日本文藝家協会会員。日本基督教団目白教会会員。2013年、エリザベス・ボウエン研究会をたちあげ、その研究と紹介に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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