書く女

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書く女

  • 永井 愛【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 而立書房(2016/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880593913
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0074

内容説明

『たけくらべ』『にごりえ』などの名作を残し、24歳で早世した樋口一葉。「熱き涙」を流す人から、「冷ややかに笑う」作家へと変貌してゆく一葉の“宇宙”を人々との豊かな交流の中に描く。

著者等紹介

永井愛[ナガイアイ]
1951年東京生まれ。桐朋学園大学短期大学部演劇専攻科卒。1981年大石静と劇団二兎社を旗揚げ。1991年より二兎社主宰。第31回紀伊國屋演劇賞個人賞、第1回鶴屋南北戯曲賞、第44回岸田國士戯曲賞、第52回読売文学賞、第1回朝日舞台芸術賞「秋元松代賞」、第65回芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユーカ

25
樋口一葉の半井桃水への恋心とその生きざまを描く戯曲。永井さんの戯曲は小説のようにスラスラと入ってくるので、戯曲を読みなれていない人にもオススメ。名言の宝庫です。一葉を描いた作品は多いけれど、これに描かれている一葉は、砂糖菓子のような娘と熱すぎて冷たく輝くような「書く女」に分裂していて、それが物語が進むに連れて融合していく。「この苦しみの果てに残るものを見届けたいの。捨てて、捨てて、捨て去った後になお残るもの。私はそれが見たいんだわ」。僕はこのお話の一葉が、とても好き。2016/05/21

フム

22
おもしろかった!樋口一葉がこんなに魅力的に思えるなんて、さすがは永井愛さん。2006年の初演では樋口夏子(一葉)を寺島しのぶが演じている。これは想像するだけで、素晴らしい。一葉が貧しい生活の中で小説を書いていたことは知っていたが、脚本に出てくる母たきや、妹くにとのやり取りから生身の一葉を感じることができた。小説家としての師匠、半井桃水との恋愛の中にも一葉の頑なさや生真面目さを感じて、私は好ましく感じた。そして小説の女達の中に自分自身を描いた。川上眉山が一葉に言った言葉が心に残った。→2020/01/06

1
2016年1月25日第1刷発行 定価:本体1500円+税 著者:永井愛 発行者:宮永捷(みやながしょう) 発行所:有限会社而立書房 印刷:株式会社スキルプリネット 製本:有限会社岩佐 装幀:大久保篤2020/06/21

田中峰和

1
24歳で幕を閉じた樋口一葉の短い生涯とその人間関係が描かれた戯曲。五千円札の人、「たけくらべ」の人程度しか知識がなかったので勉強になった。士族の家庭に生まれたが落ちぶれ、収入といえば、一葉の原稿料のみ。華麗な文体で注目を集める一葉だが、書くべきネタの枯渇に悩み、原稿ははかどらない。母と妹は親鳥に餌をねだるヒナように執筆と原稿料を待っている。転機は吉原に引っ越し、荒物屋を始めたこと。荒物屋は頓挫するが、吉原の女たちを見て書くべきネタを見つけ出す。扶養すべき家族、彼女の才に群がる男たちの姿が舞台に躍動する。2016/06/21

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