内容説明
ローマの住まいの改装中、時間の経たない部屋を発見したベッラヴィスタ氏は、その部屋で過ごしていると、ある夜、自分自身の分身の訪問を受ける。そして、平行世界での生活や出来事についていろいろ教えられる…。
著者等紹介
谷口伊兵衛[タニグチイヘエ]
1936年福井県生まれ。元立正大学教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゅー
5
知識をひけらかすばかりの面白みのないエッセイ。ルチャーノの作品を読むのはこれが二冊目だけど、今後彼の本を読むことは二度とないだろう。2016/09/29
ヴィオラ
2
家を買ったときから備え付けてあった本棚をどかすと、そこには今まで知らなかったドアが…。そのドアの奥にあった小さな部屋では、不思議な事に時間が全く進まない。そして主人公の前に現れる、平行世界の自分だと名乗る一人の男が…。 どんなSF?と期待して読んではみたものの…。 「自分大好きなおっちゃんの独り言」的な印象で、残念無念。最近ちょっとアンテナが鈍ってきたかなぁ…(|||▽||| )2012/09/12