著者等紹介
古城十忍[コジョウトシノブ]
1959年、宮崎県生まれ。熊本大学法文学部卒。熊本日日新聞政治経済部記者を経て1986年、劇団一跡二跳を旗揚げ。以来、劇作家・演出家として劇団公演の全作品を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nightowl
1
夫婦仲は冷めきり、息子は引き籠り、娘はフリーターの男と同棲中、淋しい隣人男性がしょっちゅう出入りしている家。そこへアキレス腱を切りギプスをはめた妻の母親と、夫の父親が暮らし始めたことから一家の生活は変化せざるを得なくなる。どうしても考え方が旧式なせいか、結末にはそんな解決方法でいいのだろうかと思ってしまった。立場を逆転させてどっちもどっちと感じさせる効果は鮮烈。2016/07/18
のり お
1
今度やる戯曲。既成台本は久しぶりで、楽しみです。2014/06/19
仁科久美 敢太郎 潤
0
社会派の劇団ワンツーワークスが上演した脚本。共依存の家族がテーマ。同じ家の中で顔を付き合わせていても、心はバラバラ。経済力がある人に頼る構図。家族とは何かを問いかける。2016/10/30