海洋プラごみ問題解決への道―日本型モデルの提案 (増補版)

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880531939
  • NDC分類 519.4
  • Cコード C2030

内容説明

日本の海洋プラごみ対策は本当に出遅れ?それともガラパゴス?マイクロプラ汚染の科学的知見は?日本主導で初めて世界的合意を達成したG20大阪サミット、エネルギー回収のLCA評価など、最新動向を増補!ファクトベースの視点に立ち、海洋プラごみ問題に関係する省庁(環境省、経済産業省、農林水産省)、食品・飲料の業界団体、プラスチック製造の業界団体、環境NGO、海洋プラごみ問題の研究者といった、「プラスチック資源循環戦略」の策定にも携わった多くの人々へのインタビューを通じて、海洋プラスチックごみ問題の現状を明らかにし、日本にふさわしい対応の方向を探る。

目次

第1章 海洋プラごみ問題入門
第2章 海洋プラごみの実態
第3章 国内の廃棄物管理の過去・現在・未来
第4章 欧州と中国の動向
第5章 国内産業界の対応
第6章 バイオプラスチックへの期待と誤解
第7章 マイクロプラスチック論争
第8章 国際社会への働きかけ
まとめ 実効性ある海洋プラごみ対策とは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junko M

0
海洋プラゴミにかかわる様々な団体に質問をして、その回答が載っているとともに、海洋プラごみのことがよくわかる内容になっている。難しい内容だけれど、読みやすくて初心者にもわかりやすいと思う。2021/01/20

Masaki Iguchi

0
図書館のホームページで紹介されていたが、図書館が閉まっているのでkindle unlimitedで読了。欧州などから「遅れている」とされがちな日本の海洋プラごみ対策について、現状が紹介されている。全編通して、日本の取組みはほぼ全肯定、欧州の取組みは否定、という感じの論調。冷静に読む必要がある。本書では割とさらっとしか触れられていないが、結局のところ総量規制しか有効な手立てはなく、その意味で法規制を進める欧州の取組みは間違ってはいないと思うのだけどなぁ。2020/05/18

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