出版社内容情報
フッ素を使ったむし歯予防が歯医者さんや保育園・幼稚園などでおこなわれているけれど……。フッ素のリスクと予防効果を検証!
はじめに4
第1章
なぜ、むし歯予防にフッ素が使われるの?
「歯医者さんに行ったら、知らないうちにフッ素を塗られていました。からだに影響はないでしょうか」「幼稚園でフッ素洗口をしているのですが、だいじょうぶでしょうか?」「小学校の養護教員なんですが、フッ素洗口は問題点があるといったら、歯科校医からものすごい攻撃を受けています」
内容説明
フッ素が歯と骨をもろくするなんて…。どうなってるんだ?厚生労働省「水道水へフッ素添加容認」に待った。
目次
第1章 なぜ、むし歯予防にフッ素が使われるの?
第2章 どんな予防法があるの?
第3章 予防の効果はどれくらいあるの?
第4章 フッ素がからだにあたえるリスク
第5章 “フッ素予防”をめぐるトラブル
第6章 歯医者さんがフッ素にこだわる理由
第7章 ホントに、むし歯予防のために“薬”が必要なのか
著者等紹介
里見宏[サトミヒロシ]
1947年生まれ。公衆衛生学博士。国立予防衛生研究所食品衛生部に勤務。勤務中に、元東京大学医学部講師で医師の高橋晄正氏と欧米のフッ素の実態調査にでかける。現在、カドミウムの環境負荷に関する研究などをおこなっている。東京都特殊(難病)疾病実態調査委員など歴任。また、和光大学(社会医学)、聖心女子専門学校など5校で、健康情報に関する講義をおこなっている。国立公衆衛生院免疫学部客員研究員。健康情報研究センター代表。食品照射ネットワーク世話人。著書に『暮らしにひそむ微量毒物がわかる本』(学陽書房)、『放射線照射と輸入食品』(北斗出版)、『安全な暮らし方辞典』(緑風出版)、『身近にひそむ環境ホルモン・ダイオキシン』(金の星社)などがある。健康に関する最新情報を提供する『ちいさい・おおきいニューズレター』を発行。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集委員
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