予防接種へ行く前に―受ける子どもの側にたって

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  • サイズ B6判/ページ数 139p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880491233
  • NDC分類 493.82
  • Cコード C0347

出版社内容情報

日本で接種できるワクチン20種類のうち、定期接種として法律ですすめられているのは7種類。これらを「全部受けなければ」と思うことはありません。
病気の流行状況や症状の程度、副作用の危険性を考えあわせて、必要かどうか判断することが大切です。
また、これらのワクチンのうち13種類は、病気を予防したい個人が費用を負担して受ける任意接種です。第2章では、育児誌や病院ですすめられることの多いワクチンのいくつかをとりあげました。これらのなかには、有効性が証明されていないものもあります。


この本の使い方 8
受ける側と受けさせる側との考え方のちがい 10

第1章
厚生労働省 はじめに 14

厚生労働省1 予防接種を受けましょう 18
 必要と思う予防接種だけを受けましょう 19

厚生労働省2 予防接種とは 22
 予防接種とは、ウイルスや細菌の毒素を弱めてつくったワクチンで軽い病気にかけることです 23

厚生労働省3 接種対象年齢 28
 接種対象年齢はあくまで目安。計画どおり受けさせようとあせるのは危険です 31

厚生労働省4 予防接種の対象となる病気と予防接種による副反応 34
 審査基準の甘い日本のワクチン、「世界の中でも優秀」とはかぎりません 35

厚生労働省 ポリオ
 過去20年、患者はすべてワクチンによる被害者です 42

厚生労働省 ジフテリア・百日せき・破傷風 46
 三種混合は、もっとも副作用が多いワクチンです 49

厚生労働省 麻しん(はしか) 58
 亡くなるこどもが減ったのは、予防接種の効果ではありません 60

厚生労働省 風しん 68
 小さいうちにかかるのがいちばんです 70

厚生労働省 日本脳炎 74
 豚の流行と人での流ンザ
乳幼児には「おすすめできるものではない」と厚労省 122


 この本は、厚生労働省が親向けに配っている『予防接種と子どもの健康』というパンフレットの、ずばり「攻略本」です。
 つまり、予防接種についての理解を深め、あのパンフレットを、どのように読み、使いこなしたらよいか?――そういうことに役立てるための「手引き書」です。
 なにしろ、あのパンフレットは、予防接種を受けさせる立場からだけ書かれているので、受ける側の疑問とか不安とか迷いに、十分応えるものにはなっていません。
 また、あのパンフレットには、多くの落とし穴が仕掛けられてもいます。病気への恐怖をあおったり、予防接種の効果を過大視したり、副作用を軽視したり目立たないようにしたり。かなり、巧妙です。それらに、だまされないようにしなければなりません。ですから、この本はあくまで、「予防接種を受ける側」の立場に立って、手に入るかぎりの科学的真実を提供しようとつとめました。
(編集代表/毛利子来・母里啓子、「この本の使い方」より一部抜粋)

内容説明

本書は、厚生労働省が親向けに配布している『予防接種と子どもの健康』に対応してつくっている。予防接種について理解を深め、パンフレットを読みとき、使いこなすための「手引き書」である。

目次

第1章 どれをどう受ける?定期接種(マイナス面の情報が少なすぎます;予防接種を受けましょう;予防接種とは;接種対象年齢 ほか)
第2章 病気を防ぐ?軽くすむ?任意接種(水痘(水ぼうそう)
おたふくかぜ
B型肝炎
インフルエンザ)

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