出版社内容情報
一般財団法人健やか親子支援協会の取り組みを紹介。希少難病児の「診断ラグ」解消へ。専門医検索サイト「健やかラピス」や「オンライン相談窓口」の基盤を構築し、産官学民が連携する「早期診断アライアンス」を推進。難病支援が、社会の空白を埋める「新しい公共」とCSVによるイノベーションを起こす。
【目次】
はじめに
序章 「難病」という言葉の限界 ‐ シンクタンクで培った社会の物差し-
社会モデルを構築するために/ネーミングの重要性/共通の言葉の大切さ/ITの世界でも/コミュニティ交流の実証実験/事業計画と課題設定/難病法の改正/国内推定患者数600万人/共生社会の実現に向けて
第一章 孤立から共生 支援の原点-
健やか親子の成り立ちと経緯/課題解決のために/課題特定のための言葉(定義)とは/早期診断アライアンス構想:声なき声を社会変革の力へ/ 想起会診断アライアンスへのロードマップ
第二章 見えない困難を見える化する社会インフラ-
5の柱と関連事業/難病患者を取り巻く深刻な課題と「健やかラピス」の誕生/協働体制による情報の信頼性とサイト構築のプロセス/「健やかラピス」の機能と医療現場での活用/「健やかラピス」がもたらす多岐にわたる意義/ゲノム医療推進法と羅針盤としての役割/現状と未来への展望
◆検体専門輸送サービス事業(社会貢献《CSV》事業)
検体輸送が直面する課題と変革の必要性/検体輸送を「医療基盤インフラ」として捉えた事業構想/専門輸送業者のサービス詳細:プラスカーゴ社の事例/業界構造と各社の特徴/検体輸送が拓く医療の未来/検体輸送の将来像:患者中心の医療プラットフォーム/医療インフラとしての検体輸送の重要性
◆エンジェルスマイル基金
基金設立のきっかけ/セーフティーネットの構築/難病、社会的孤立、経済的困窮という三重の苦しみ/公的支援の現状と進展:難病法/診断ラグと医療難民化の現状/医療費以外の見えざる経済的負担/公的支援の拡充と社会の理解促進
◆健やか親子「RDわくわく探検隊」に学ぶ、難病支援の新たな地平
課題設定の重要性―「難病」という言葉の壁を越え/課題設定と社会実験の取り組み/「声なき声」を形にする ― RDわくわく探検隊 Tsunagari-project/「RDわくわく探検隊」―孤立から共生への第一歩/イベントタイトルに込められた考え/
声なき声を拾い上げる―課題の整理と情報のねじれ解消/情報の収集と参加者との対話/アンケート結果にみる「声」/交流会の意義と見えてきた課題/具体的な解決方法の構築―「合理的配慮」をかたちにする/会場での対応/新たな広報戦略―社会への発信と共感の輪/社会変革のモデルとして/普遍的なフレームワークとして
◆大阪・関西万博「おでかけプロジェクト」
大阪・関西万博「おでかけプロジェクト」の概要と特長
◆共に育つ未来へ:難病のある子どもの保育をみんなで支え合うためのハンドブック
保護者の切実な願いと、保育現場が向き合う現実/保育現場と保護者が共に感じる「壁」の正体/保護者が抱える「伝えられない」もどかしさと、社会・行政の課題/課題解決への多角的なアプローチ:みんなで「できること」を増やすために/共に考えるための視点の転換―「できない理由」から「どうすればできるか」へ/「共通言語」で不安を安心/「出



