目次
1 夕張問題とは何か
2 夕張市財政の現状と「破綻」の主な要因
3 夕張市の財政運営に問題はなかったか
4 夕張市の再生のために(提言)
補論 夕張問題と地方財政「改革」・「自治体再建法制」
資料 夕張市財政再建の基本的枠組み案について
著者等紹介
保母武彦[ホボタケヒコ]
1942年岐阜県生まれ。国立大学法人島根大学名誉教授、自治体問題研究所理事
河合博司[カワイヒロシ]
1948年神戸市生まれ。酪農学園大学教授、道州制と自治を考える会代表
佐々木忠[ササキタダシ]
1947年福井県生まれ。「北海道経済」編集委員、道州制と自治を考える会運営委員
平岡和久[ヒラオカカズヒサ]
1960年広島県生まれ。立命館大学政策科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ルヴナン
1
妙なバイアスのかかった本。夕張破綻の原因は乱脈経営だが、そこから目を逸らそうとしている。元凶となった市長の中田鉄治の名は何故か伏せられている。北炭社長萩原吉太郎を政商として紹介する一方、三井との関係と倒産する北炭の資産が不当な高額で買い上げられた点にも触れない。数字を検討しても、数字の意味の検討が無ければ意味を成さない。2016/10/03
メガネ
0
最後の補論が一番重要に思えた。夕張が炭鉱の町であり、国の経済政策の転向から凋落していたった点は改善しようもない。ヤミ起債や一時借入金の次年度からの使い込みの問題をどの様に発見しえたのかというところが議論できるところのように思える。2014/02/06
hachiro86
0
結論先取りの国悪者論2009/04/30
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- 和書
- 教育実習日誌 (第4版)