内容説明
先進諸国でもっとも遅れている今日の日本のダイオキシン対策は、私たちの健康と命を本当に守ってくれるのでしょうか。産廃銀座・所沢からダイオキシン汚染の現状と健康被害の実態を伝え、あわせて住民運動のあり方を、四日市公害の場合と対比しながら考えてみたいと思います。
目次
第1章 ダイオキシンがやってきた
第2章 なぜダイオキシンが問題なのか
第3章 ごみとダイオキシン
第4章 住民運動の現実
第5章 公害の犠牲者―所沢と四日市
第6章 住民運動の可能性
第7章 行政と政治は何をしてきたのか
第8章 政治と環境
第9章 トトロの森を返して欲しい