内容説明
第五句集『残響』から八年、清新な抒情を鮮やかに掬う俳人・星野高士が円熟を深めながら拓く新境地―。“渾沌”は可能性の揺籃ともいえる。然り、私たちは渾沌の世に、明晰かつ洒脱な精神で紡がれた三八七句と出会うことだろう。
目次
原色
水分
鳥獣
埠頭
著者等紹介
星野高士[ホシノタカシ]
昭和27年(1952)8月17日、神奈川県鎌倉市生まれ。十代より祖母・星野立子に師事して作句、笹子会に拠る。59年、立子逝去後、「玉藻」を後継した母・星野椿を補佐し、同年3月より副主宰兼編集長。平成26年6月より主宰。「ホトトギス」同人。鎌倉虚子立子記念館館長。日本文藝家協会会員。日本伝統俳句協会理事。日本現代詩歌文学館振興会理事。国際俳句交流協会理事。俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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