内容説明
『柿本多映俳句集成』(2019年刊)に「拾遺」として収められた、1500句を超える句集未収録作品から赫奕たる佳句を精撰。
著者等紹介
柿本多映[カキモトタエ]
1928年、滋賀県大津市園城寺(三井寺)に生まれる。京都女子高等専門学校卒。1976年より句作を開始し、赤尾兜子、橋〓石、桂信子に師事。永田耕衣、三橋敏雄に親炙。「草苑」「白燕」「犀」同人を経て現在は無所属。句集に『仮生』(第五回桂信子賞、第二十九回詩歌文学館賞、第十三回俳句四季大賞)『柿本多映俳句集成』(第五十四回蛇笏賞)など
高橋睦郎[タカハシムツオ]
1937年、北九州八幡に生まれる。福岡教育大学卒。1959年、第一詩集『ミノ・あたしの雄牛』を刊行。以後、現代詩、短歌、俳句その他あらゆる詩形式を試み、小説、オペラ、能、狂言など多分野で実作。詩集に『王国の構造』(藤村記念歴程賞)『兎の庭』(高見順賞)『姉の島』(詩歌文学館賞)を含む三十一冊。ほかに句歌集『稽古飲食』(読売文学賞)、句集『十年』(蛇笏賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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