内容説明
第一句集『天來の獨樂』に続く瞠目の第二句集。俳句をめぐる炯眼の随想六篇も収録。
目次
句帖から
連作 タバコのある風景
旅の句帖から
随想(鼓膜の秋となりにけり;久保田万太郎の「なつかしさ」;幽明ゆらぐ―齋藤愼爾句集『陸沈』;兜太三句;災害と俳句;長子家去る由もなし)
我が俳句―あとがきを兼ねて
著者等紹介
井口時男[イグチトキオ]
1953年、新潟県(現南魚沼市)生れ。1977年、東北大学文学部卒。神奈川県の高校教員を経て1990年から東京工業大学の教員。2011年3月、東京工業大学大学院教授を退職。1983年「物語の身体―中上健次論」で「群像」新人文学賞評論部門受賞。以後、文芸批評家として活動。文芸批評の著書に、『物語論/破局論』(1987年、論創社、第一回三島由紀夫賞候補)、『悪文の初志』(1993年、講談社、第二二回平林たい子文学賞受賞)、『柳田国男と近代文学』(1996年、講談社、第八回伊藤整文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
-
- 和書
- 例題で学ぶ連続体力学
-
- 和書
- 不祥事 実業之日本社文庫