内容説明
日本の国魚・錦鯉のすべて―品種・鑑賞・飼育・魚病・歴史・池造り・楽しみ方etc.錦鯉に関するテーマをA~Zに分類して解説。索引付きで調べたい項目がすぐに探せる錦鯉の教科書。
目次
第1章 品種編(錦鯉の品種)(御三家;べっ甲・写り物;浅黄種 ほか)
第2章 A~Z編(錦鯉のすべて)(鑑賞―華麗な体形 色彩は多様 個性的な模様;体形―模様を自在に描ける理想の体;色彩―赤橙黄緑青藍紫黒白金銀に彩る ほか)
第3章 鑑賞編(錦鯉の鑑賞)(紅白では白地が大切(白肌)
紅白の緋色は品位が一番(緋色)
緋盤は厚く均一に(緋盤) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すうさん
1
錦鯉飼育のすべてが書いてある。初心者から上級者までの広範囲で読みやすい本。私自身は1800㎜水槽2本と1200mm水槽一本で錦鯉を水槽飼育している。錦鯉飼育者としてはアウトロー的な飼育ですが、それなりに大きな魚もはいっていて楽しんでます。海水魚、熱帯魚、古代魚など広範囲にわたって魚の飼育を楽しんできて今は錦鯉。基本の魚の知識はあるつもりだが、どの種類もそれなりに面白く奥が深い。ただ水槽の大きさなど考えるといつまでこのような魚の飼育ができるかわからないが、今は錦鯉水槽飼育を楽しんでます。2025/04/01
木倉兵馬
1
錦鯉の種類、歴史、楽しみ方、病気、生態、鑑賞のツボなど様々な基本・応用についてまとめられた一冊。もともとドイツ鯉は食用にするため鱗を退化させた種類だとか、錦鯉を現在の形にしたのは新潟県の山間部だとか、日本書紀にも色違いの鯉を池に放って女性の気を引こうとした記録があるなど、興味がつきませんでした。2020/12/13