内容説明
サトウハチロー作詞 中山晋平作曲のゴールデンコンビによる唄が、なぜにかくも早く記憶の彼方に去ってしまったのか。唄から語りおこす迫真の戦後史ドキュメント。
目次
おどりおどろかチョンホイナ―武器では地球を救えない
はあ、これが「憲法音頭か」―小田実の熱弁の日、「憲法音頭」を観る
“こんな女に誰がした”と新憲法―星の流れに身を占っていた時代
うわずっていた“民主主義”―けれどホリエモン時代とは一〇〇〇メートルの開き
「悲しき竹笛」と阿部能成の講演―GHQへのゴマすりちょっぴりと
歌った市丸さんさえ覚えていなかった―筑紫哲也ニュース特番を観る
早過ぎた“普及会”の幕引き―国民の知らない裏事情
「憲法音頭」から「青い山脈」へ―二つはヘソの緒で結ばれていた
晋平曰く「軍人は嫌いだ」―逃げて帰って来いよと送り出す
「リンゴの唄」は軍歌だった!―サトウハチローの反骨精神〔ほか〕
著者等紹介
和田登[ワダノボル]
作家。1936年・長野県生まれ。信州大学教育学部卒業。1966年、『虫』で第1回日本児童文学者協会短編賞受賞。1979年、『悲しみの砦』(岩崎書店)で第1回塚原健二郎文学賞受賞。2005年、『武器では地球を救えない』(文渓堂)で、第52回産経児童出版文化賞受賞。信州大学教育学部非常勤講師を経て、上田女子短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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