内容説明
飛行機搭載戦艦「高千穂」を活躍させた虚実が混ざる少年向け海洋軍事国家主義小説。「北極秘密境」を巡る三国の領土争奪戦争に、共に旧備前藩士である小川家と勝山家の対立を重ね、小川寛とヒロイン勝山一枝の活躍を描く。
著者等紹介
平田晋策[ヒラタシンサク]
1904年3月6日、兵庫県赤穂郡加里屋生まれ。県立龍野中学(旧制)中退。神戸・大阪を経て上京。「暁民会」に参加、上海渡航、社会主義運動による逮捕などを経て関西に戻る。著作活動の後、上京し雑誌記者となる。20代半ばより、軍事評論家として注目され『陸軍読本』や『海軍読本』のベストセラーを執筆。また、「昭和遊撃隊」などの少年向け軍事愛国小説を多数発表。総説挙出馬のために帰郷した、1936年1月26日事故死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- どろろ草紙縁起絵巻