内容説明
神奈川湘南の上流家庭を舞台に、草場家の長女百合子、次女梢、長男譲二、そして末っ子ナナ、近所の日高家の黎子とこのみそして康彦、この七人の少女少年たちが、日々の出来事とこころの成長を清らかに描く少女小説。
著者等紹介
松田瓊子[マツダケイコ]
1916年3月19日、東京都生まれ。作家の野村胡堂を父にもつ小説家。日本女子大附属高等女学校を経て同大学校英文科に入学。女学校在学中より少女小説を執筆する。1937年に「少女小説物語 七つの蕾」を妹の装丁で単行本出版。また同じ年に政治学者松田智雄と結婚するが、腹膜炎を患い1940年に23歳の若さで早世。1940年1月13日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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