内容説明
内堀通りを半蔵門から日比谷へ向かって歩くと、左には保存状態の良い“江戸城”の石垣が眺望できる。右側は江戸幕府が崩壊してから主に陸軍用地となり、今は国立劇場、最高裁判所、国会議事堂、警視庁、法務省などの丈高い建物が並ぶ。つまり譜代大名の夢の跡を歩きつつ、現実には国政の心臓部を見ることになる。見学できる国会議事堂や警視庁、法務省・資料室などに立ち寄り、民主国家の政治について自覚を深め、首都機能と移転の問題を考え、文学や歴史を学ぶ意義を見直してはいただけないだろうか。
目次
半蔵門
国立劇場
山田浅右衛門屋敷跡
高野長英居住跡
寺田寅彦生誕の地
平河天満宮
邦枝完二生誕の地
国木田独歩居住跡
蒲原有明生誕の地
渡辺崋山生誕の地〔ほか〕
著者等紹介
籠谷典子[カゴタニノリコ]
東京文学散歩研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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