出版社内容情報
幕末、開国と海防を訴え、西欧近代科学の積極的な受容を主張した時代の先覚者。その生涯を50のエピソードで辿り、思想と行動をわかりやすく描く。人間性や生き方の視座から、個性豊かな実像を浮き彫りにした名著。
内容説明
幕末、開国と海防を訴え、西欧近代科学の積極的な受容を主張した時代の先覚者。その生涯を五〇のエピソードで辿り、思想と行動をわかりやすく描く。人間性や生き方の視座から、個性豊かな実像を浮き彫りにした名著。
目次
序章 佐久間象山への視覚
第1章 象山の生い立ち
第2章 儒者の時代
第3章 兵学への開眼
第4章 黒船来航
第5章 聚遠楼の日々
第6章 上洛とその死
著者等紹介
源了圓[ミナモトリョウエン]
1920年熊本県に生まれる。2020年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
12
【図書館】【速読】:ほとんど名前しか知らなかったので、彼の出自に関することを系統だてて確認できたのは良かったが。自分には少し難しくて、整理が追い付かないくらいでした。傑作人物アニメシリーズに成ったら勉強もはかどるかも。それがダメなら漫画作品でも入り易いかと。2023/01/12
yokkoishotaro
1
幕末から明治にかけて科学をどうやって受け入れてきたか、それを明らかにするための鍵となる人物だと思った。渋沢栄一もそうだが、儒学を深く学んでいたことが重要なんだろうなと思った。これからもいろいろと読んでいきたい。2023/01/31