内容説明
ほいくえんのとき、仲よしだったミドリちゃん。このごろ、彼女はいじわるだ。学校でボクをいじめる。悪口いって、つきまとう。ある日、ボクは、灯台にむかって街をでた…。
著者等紹介
奈浦なほ[ナウラナホ]
1960年生まれ。ライター。日本大学芸術学部卒業
きむらみほ[キムラミホ]
1965年生まれ。絵本作家。米オレゴン州ルイス・アンド・クラーク大学芸術学部卒業。主な共著書に『ドアの向こう』(絵、学習研究社)。1997年度朝日広告賞第一部準朝日広告賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tokotoko
26
おたまじゃくしみたいな表紙のお化けがおもしろーい!って思って借りました。おそうじをサボって、屋上で灯台ばかりみているタロウくん。そのタロウくんに怒りくるっているミドリちゃん。この2人の物語です。お話も面白いですが、きれいで繊細な色や力強い線、淡い色や濃い色で、不思議をいっぱい表現してくれた絵がとっても楽しかったです。これね、わるい子の絵本シリーズの1冊みたいです。わるい子にはとっても縁が深いので、このシリーズ、全部読みたいです。そして、わるい子の世界を知って、今よりもーっと好きになりたいです。2014/06/13